副作用の有無を見ると効果があるのかないのか判断しやすいです。
身体に何か作用している以上それに伴う反応が身体に起こっています。
副作用が全くないというのは身体に作用していないと言っているようなものです。
例えば
身体が冷えている時にお風呂に入れば温めることができます。
(冷え性に対する温熱療法の一つです。)
冷えた身体を温めると血液が良く流れるようになります。すると頭にも暖かい血液が流れるようになり逆上せる可能性があります。
身体が冷えているからと長風呂をするとのぼせるという副作用があるということです。
身体を温めるだけで逆上せの可能性がある。
少し極端かもしれませんが副作用が全くないというのがないということの一例としてあげました。
鍼灸にも副作用と呼べるものはあります。
冷え性に使うと良く紹介されている『三陰交』も刺激しすぎると逆上せやすくなる可能性があります。
胃の症状に『足三里』がいいと言われますが刺激しすぎると胃酸が良く出るようになりお腹を下すことがあります。
副作用があるということはそれだけ身体に影響が出ていると考えられます。
とは言え副作用が出ないに越したことはないです。
施術をする時には副作用が出にくいよう、身体にかかる負担が少なくて済むように一人一人の刺激量を考え体調や季節、寒暖差を考えながら施術を行っています。
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