気象病

台風をはじめとした気候の変化で起こる体の不調のことを気象病、気候病と呼んでいます。

 

軽いものだと雨が降るか降らないかジメジメとしていると湿気により体が重だるくなったり、気圧の変化で軽い耳鳴りが起こることもあります。

 

体が気候の急な変化についていけない時、自律神経やホルモンの調節が追いついていないことが原因の一つだと言われています。

季節の変わり目や台風が近づいている気候の変化が大きい時に気象病が起きやすいと言われていましたが最近はエアコンの普及で夏や冬に室内外の温度差が大きいことで体が温度調節ができずに起こることがあります。

 

体の温度を調節するために血流を速くしたり遅くしたりする自律神経の仕事量が増えます。

仕事が増えると疲労がたまり交感神経と副交感神経の調節ができなくなるようになってくると、どちらかの神経が過剰に働くようになってしまいます。

 

交感神経が働けば消化不良や気分が落ち着かずイライラとする。じっとしてられずに体を動かしてしまう。呼吸が浅くなり何もしていないのに疲労が溜まってしまうなどの症状が出やすくなります。

 

副交感神経だと気分が落ち込み動くのも億劫になります。体の力も入りにくく胃がムカムカとしてしまうことが増えます。鬱々と気分が落ち込んでしまうことも多くなりがちです。

 

鍼灸の施術ではツボを刺激し自律神経の切り替えをする機能が正常に働くようにリハビリをすることで気象病をはじめエアコンでの自律神経の乱れを改善します。