昨年から小児はりをする機会が増えています。
小児はりでは疳の虫、アトピーの施術が多く来院されます。
小児の施術では刺さない鍼を使い施術することが多く、お灸は間接的に温めるような暖かいお灸をすることもあります。
小児はりについてよく電話で聞かれるのは大人に使っているような体に刺す鍼を使わないのかどうかです。
小児では接触鍼(せっしょくしん)と呼ばれる皮膚を撫でるように使う刺さない鍼を使っており、これは皮膚の振動や重さを知覚する神経に対して刺激を与えてツボの効果を出しています。
治療の回数ですが平均的には5回〜10回と言われていますがやはり十人十色で1回でよくなる子もいれば10回以上かかるような場合もあります。
施術の効果が出やすい、出にくいなど一人一人に差があるのは大人でも子供でも同じですので家庭でもお子さんの体調の変化に注意していただければと思います。
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