麦粒腫(ばくりゅうしゅ)というとなんだか仰々しいですが、一般的には関西では「めばちこ」関東では「ものもらい」と言われているものです。
地域によっては「めいぼ」「ばか」何て呼ばることもあるそうです。
「ばかにつける薬はない」とは言いますが、地域によっては「ばか」につける目薬はあるみたいですね。
では本題
麦粒腫(めばちこ、ものもらい)ができた時にはお灸を使います。
自分でも目に違和感があり、麦粒腫ができそうだと思うときにはよくお灸をしています。
完全にできる前の違和感程度だと大体1日、麦粒腫ができてからでも痛みや痒みは1日ほどで改善し2〜3日で違和感も取れることが多いです。
よく使われているツボは「二間(じかん)」という名前のツボです。
麦粒腫で使われる二間は澤田流と呼ばれている場所を使っているので一般的に売られている書籍には載っていないと思いますが麦粒腫に効果が高いことで鍼灸師のなかではよく知られたツボです。
ツボの場所は人差し指の親指側で指先から二つ目の関節。(第二関節)
握りこぶしを作った時に入るシワの上にお灸をすえるとよく効きます。
東洋医学では麦粒腫ができるのは腸の熱が原因だと言われることもありお腹の調子を崩している場合もあります。
麦粒腫がよくできるという方はお腹の調子を崩しているのかもしれませんね。
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