棒灸

棒灸は間接的に身体を温めるお灸で、もぐさを筒状にした紙の中に詰めたものを棒灸と言います。

 

直接身体に当てないので火傷にもならずに安心して受けていただくことができ、熱の感じ方も一人ひとりの体質に合わせて調節することができるので、お灸の「熱い!」というイメージとは違って気持ちの良いお灸です。

 

この棒灸は幾つかの使い方があり、身体から離してお灸の輻射熱で熱を伝えたり、タオルや新聞の上から押して体の奥に熱を伝えるような方法があります。

ほとんどの棒灸を使用している鍼灸院では前者のやり方をしています。

後者の使用方法は患者さまの感じる熱の調整が難しく、一人ひとりに合わせる必要があるので、あまり多くの鍼灸院では使われていないそうです。

 

睦月では棒灸を手作りし、患者さまの体質を考慮して棒灸を使用いたしております。

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コメント: 2
  • #1

    T (日曜日, 29 3月 2015 18:45)

    温灸器は使わないんですか?

  • #2

    sinkyuu-mutuki (日曜日, 29 3月 2015 21:19)

    コメントありがとうございます。

    睦月では棒灸用の温灸器は使用していないです。
    ねりもぐさを用いた温灸器を準備していますので、温灸器はねりもぐさ用を使っています。

    棒灸は押灸用(タオルや新聞の上から押す方法)に手作りしており、市販の棒灸と若干太さが異なるので、棒灸用の温灸器を使用していません。